筋力トレーニングの方法!効率よくやるには?
砲丸投げでは重量物を使った体作りも必要です。
砲丸投げは、重い物体を遠くに投げるという競技特性から瞬発力や跳躍力と合わせて、強い筋力が必要になるからです。
とはいえ、筋力トレーニングの高価なマシンなどは学校にはないでしょうし、怪我も怖いですよね。
そこで、自分の学校でも安価で手に入るものを使って効率よく筋力トレーニングをすると良いでしょう。
例えば、鉄シャフトやウェイト用のプレートを使えば各種サーキットトレーニングや技術練習でも重宝します。
7.5sから20sのシャフトを力に応じて選び、持って腕の曲げ伸ばしや、担いでジャンプ、ひねり、連続突き出しなど、腕はもちろん、体幹、足腰の総合強化になる筈です。
ウェイト用のプレートは両腕で持ってスイングしたり、腹筋や背筋のトレーニングにも使えます。
また、チューブを使ったトレーニングも効果的です。
例えば、グライドで左脚を蹴るときに、腰にチューブを巻いて後ろから引っ張ってもらえば、脚ではなく腰が前に進む感覚を養うことができます。
砲丸投げは突き出す動作であり、手投げでは飛びませんから、実際の投げでも、腰が前に動くことで力強さも増します。
強豪校も高価な用具や設備が決して揃っているわけではなく、学校でできる補強種目を工夫し技術練習や筋力トレーニングして結果を出しています。
技術練習とは正しい身体の動かし方を身につけるトレーニングになり、合わせて筋力トレーニングを効率よくやれば記録を伸ばせない選手はいません。
記録を伸ばすことができない指導法があるだけです。