砲丸投げのフォームのポイント

砲丸投げのフォームは2種類ありますね。
一つ目はグラインド投法で、最も多く見られます。

 

 

このフォーム(投げ方)は、上半身を後ろ向きに前傾させた姿勢から、投げる方向に向かって身体を起こしていく力を利用して投げます。
より強い力を得るために、低い構えから素早くステップしてスピードをつけて砲丸を押し出すようにしてリリースします。

 

 

その為、少しでも長い距離を使って砲丸を加速させることがポイントでしょう。
ですので、サークルの後ろで構えの姿勢をとってから、体重を乗せる右足の膝を90度に曲げて膝を沈み込ませるようにします。

 

 

もう一つは回転投法で、砲丸に体を密着させた状態で体を回転させることによって、より長い距離をかけて力を増幅することが出来る投げ方です。
ですが、この時に回転が乱れてしまうと力が増幅しないので、体を水平に回すことがこのフォームのポイントで、左足を軸にしてスピードを上げていきます。

 

 

また、遠くに飛ばして記録を伸ばす為には、フォームでパワー増幅させて大きくしていくのに加え、投げる時のリリースポイントの高さと角度が大事になってきます。
理想としては、投げる方向に体が伸び上った瞬間に、40から42度の角度で投げることが良いと言われています。

 

 

そして、最初の姿勢はサークルの後方で投てき方向に背中を向け、足を肩幅より少し広くして立ちます。そこから腰を捻って右足に重心を乗せ、振りかぶったところから真っ直ぐに伸ばした左腕を先行させようにして左側に回転を始めます。

 

 

脚と体幹の先行動作によって、上半身に一瞬ですが投てき方向とは反対向きの力が加わります。
ここで体のひねりがマックスになった状態がパワーポジションになります。
このタイミングを合わせて砲丸を突き出して、ファウルしないようにリバースします。

 

 

 

また、この2種類の砲丸投げのフォームの長所と短所を知っておくと、自分に合った投法を選ぶ上で役に立つでしょう。
グラインド投法は、動作自体が比較的シンプルなので、安定性が高いと言えます。

 

 

一方の回転投法はリリースのタイミングが難しく、それだけファールになりやすいとも言えますね。
ですが、より長い時間を加速についやせるのでスピードの面で優れていると言え、振り切るような感じでリリースすると好記録が期待出来るでしょう。

 

 

なお、足の使い方が歩行動作と同じになるのが回転投法で、スタンスを広くすることで投げの幅を最大限利用できるのがグライド投法になりますが、この二つには向き不向きがあります。

 

 

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