砲丸の持ち方
砲丸の持ち方をご存じですか
日本では、中学で5.0kg、高校で6.0kg、一般では7.26kg、女子は中学で2.7kg、高校と一般で4.0kgとなります。
砲丸投げを始めたばかりの初心者は、怪我をしない為にも、まずは基本の正しい砲丸の持ち方を覚えなければいけませんね。
そんな砲丸投げの持ち方は、グライドも回転投法も同じで、頭と肩の間の高さに利き手を上げます。
手のひらが上を向くように手首を曲げ、人差し指と中指の付け根のあたりを中心にして砲丸を乗せます。
この時には、手のひら全体で包むようにして、親指と小指の両側から支えるように持ちますが、人差し指と小指まではあまり開き過ぎないようにして等間隔で揃えるような感じにします。親指軽くくっける程度です。
そんな砲丸の持ち方の一連の流れとしては、地面から砲丸を拾い上げて持ち、指の間をやや開いて力を入れて握り、人差し指と中指、薬指の第三関節と親指で落ちないように支えます。
そして、中指の付け根に砲丸の重心を置くようにすれば、片手でもバランスがとれて安定してきます。
その状態で、首の側部に当てて、首と手で落とさないように支えるようにします。
また、鎖骨と下あごに間にくるように砲丸を置き、首の真横ではなく、少し前でキープすることがコツです。
そのようにすれば、重い砲丸を落とさないで保ちやすくなります。
なお、リリース時にも、この位置を維持することが大切ですね。キープする位置が前過ぎたり、後ろ過ぎたりすると落下やコントロースが悪くなる原因になるので、しっかり基本の砲丸の持ち方覚えるようにしましょう。
なお、グライド投法は利き足を前にし、もう一方はつま先を少し外側に開いて立ちます。
回転投法では、左右に両足を肩幅、もしくは、それより少し広めに開いて構えます。
コントロールアップに悩む選手が軽視している、砲丸を構える位置の重要性とは?